'73 911T改RSR仕様 3.6

’73年式ナローRSR仕様3.6が販売車両としてやってきました

またまた凄い車が販売車両としてやってきました。

 

’73年式911TベースRSR仕様(3.6L+MОTEC)です。

 

この車両は2020年8月に当社のお客様に販売させて頂いた車両ですが、このたび海外に赴任される事になり、委託販売のご依頼がございました。

 

ご購入頂いてからとても気に入って頂いており、昨年10月にもボディの大幅なお化粧直しをされたばかりなのですが、当面は日本には帰って来れそうもないとの事で、乗らずに放置しておいても車にとって良くないので、この際どなたかお好きな方にお乗り頂いたほうが車にとっても良いであろうという判断で、泣く泣く手放すご決断をされました。

 

 

 

 

本物のナロー(73T)をベースにオーバーフェンダーと9J+11Jの15インチの超ディープリムのRSR仕様という、これだけでも誰もが憧れる仕様ですが、この車はなんと964の3.6Lに積み替えて更にはモーテックで完璧にフルコン制御されています。

 

ナローや930系に3.6Lを搭載すると必ず壁にぶち当たるのが油温の問題ですが、この車両はボディに加工を施しながら964純正のオイルクーラーを取り付ける事で、その問題も既にクリアされています。

 

軽量ナローボディにフルコンの3.6のという組み合わせは想像しただけでもゾクゾクしますが、実際に乗ってみると想像以上に速くて楽しくて、このままずっと運転していたい衝動に駆られます。

 

しかもコイルオーバーサスに変更されている影響なのか挙動がとても安定していて、古い車にハイパワーエンジンを積んだ時にありがちな、どこかに飛んで行くかわからないような恐怖感などは全くなく、特別なコツなどを習得しなくてもフツーに車の運転が楽しめるナローです。

 

 

ナローのボディに3.6L積んでコイルオーバーにして見た目はRSRだなんて、ポルシェ好きなら誰もが理想と考える組み合わせをそのまま実現してしまっているのがこの車両ですが、こんな車両を一から作ってみようだなんて考えても、現実問題としてベース車両のコストの問題はもちろん、3.6Lエンジン単体の入手(積み替えて油温対策するのも大変)、コイルオーバーサスの調達やコスト、ボディワークをどこがやれるのかの問題、そして公認車検の取得・・・等々、ちょっと考えただけでも問題が山積していて、いまから国内で同じようなものを作るのはかなりハードルが高いと思います。

 

 

主な車両情報は以下の通りです。

 

’73年モデル 911T改3.6L
・並行車
・ボディカラー:シルバー(色替え、元色ホワイト)
・内装色:ブラック

・走行距離:64,800km(旧車&5ケタメーターの為、不明扱いでお願いします)
・車検:令和6年10月迄

・’73RSR仕様(前後フェンダー、前後バンパー、ダックテール、9J+11J15インチホイール)
・コイルオーバーサス
・964用3.6Lエンジン(OH済、燃料ライン等交換済)
・モーテック制御(M84、フロントロウセッティング)
・RSRマフラー(2本出し)
・ロールケージ(ビス留め)
・RSルックバケットシート

・バックカメラ

・964用純正オイルクーラー加工取付
・2021年10月、ボディレストア済(ボディばらしてシルバーにオールペン、新品ウインカーレンズ、新品テールレンズ、新品エアダクト、新品リアグリル、新品ドアミラー、新品ドアノブ、新品ラバーラッチ、新品ラバーモール類等々)
・排気量/ボディ寸法/乗車定員等、公認車検取得済

 

 

お金の力だけではなかなか手に入れる事の出来ない特別な車両ですので、ピンと来た方はお早めにお問合せ下さい。

ご連絡は080-3217-0911(ガレージJ本田直通、早朝・夜間は出られない事があります)までお願い致します。

-'73 911T改RSR仕様 3.6
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