2週間ほど前の話になりますが、友人のお父さんから車の売却について相談がありました。
今乗ってる車が3月で車検が切れてしまう上、他にも軽自動車を持っている事から
普段は納屋にしまいっぱなしで、ほとんど乗らなくなってしまっているので、
不経済だからできれば売却してしまいたいそうです。
ちなみにこのお父さん、自分の愛車にはめっちゃ愛情を注いでますし、
登録や車検など、フツーは自分では行わないような面倒臭い手続きまで
自分でこなしてしまうような車好きな方です。
現車は↓こんな車でした。
超キレイな平成11年式のクラウンロイヤルエクストラです。
ほとんど納屋にしまいっ放しなだけあって、内装・外装共ホントにキレイで
走行距離はナント36,000km!
暇さえあれば、自分でお気に入りのこの愛車をキッチリ手を掛けてきただけあって、
この年式のクラウンとしては超バリモンの部類に入ると思います。
色とグレードが不人気なのが少し気になりましたが、
この日は売却希望金額をお聞きした上で一旦話をお預かりし、相場を調べてみる事にしました。
で、、相場を調べてみると・・・
想像以上の評価の低さに愕然としてしまいました。。\(◎o◎)/!
参考のために○リバーにも持ち込んで、査定してみてもらったら、
買取価格はナント17万でした。。。(-"-;
やっぱこの手のクラウンの不人気色・不人気グレードだとこんなもんか。。
これが白のロイヤルサルーンだったら、また少しは話が違ってきたかも知れませんけどね。
愛情を注いで長年大切にしてきた車の事ですし、この話をするのが少し辛い気もしましたけど、
友人のお父さんの売却希望金額と、売却出来そうな金額とのGAPが
あまりにもかけ離れている事をお伝えし、今回は売らずに手元に置いておく事をお勧めしました。
第一、これまで滅茶苦茶大切にしてきたお気に入りの愛車ですし、
それにべつに置き場所に困っているわけでもないし、
車検は切れてしまっても、余裕がある時にまた取得すればいいですからね。
友人のお父さんもその話を聞いて納得された様子で、
復活出来る日まで、納屋の中でピカピカに磨いて保存するそうです。
車って、オーナーがいくら大切にしてきても、その注いできた愛情の度合いと、
売却可能な金額とは決して比例しないんですよねぇ。。
そんな事はわかっちゃいるけど、売却や買取の相談を受ける時、
こーゆーケースが一番心が痛みます。。