先日並べてみたE60とSL500のこの2台。
2台並べてマジマジと観察していると、見た目は全く違いますが、結構似ている部分があります。
ウチの中期型SL500のエンジンとE60のエンジンは、基本的にベースは同じM119。
中期型R129のエンジンであるM119型(5L V8DOHC32VALVE)は
エンジンマネジメント等、細かい部分では違いはあるものの基本的にはE500と同じエンジンです。
ちなみに足回りやその他のパーツについてもR129からE500へ流用された部分が数多くあり、
E500の事を「SLセダン」と呼ぶ人もいるようです。
そのE500をベースにAMGによってチューニングされたE60も、元を辿ればエンジンのベースは
ウチのSLと同じはず。
っつーコトで、2台並べて見比べてみました。
↓これがウチのSL500のエンジンルーム。
赤いカバーやBRABUSのエンブレムはノンオリジナルですが、その他は基本的にノーマルです。
で、↓これがE60のエンジンルーム。
見た目はほとんど同じに見えます。
よ〜く見ると、ラジエターのサブタンクやウォッシャータンク、ブレーキリザーバタンク等々の形状は違いますが、
エンジン本体の形状はほぼ同じです。
まー、排気量も違いますし圧縮比とか使ってるパーツの精度や材質も全く違うでしょうから、
もちろん中身は全然別物ではありますが、基本的な「幹」の部分は両機とも同一です。
そう考えると、中期型のR129のSL500って、なんだかお得な車だと思いません?(笑)
この2台の市場的な価値や車両価格の相場は、とんでもないくらいの違いがありますけど、
なんだか得したような・・・そんな小さな幸せを感じる事が出来ました。(笑)