昨日は有明のフェリー埠頭から川?のシンリュウさんまで
試乗がてらマリタイムブルーの964をぶっ飛ばしてきました。
この車とは1年半ぶりの再会でしたが、運転席に座ってキーを捻った瞬間から
以前ウチにあった時に感じていたあの最高の感触が蘇ってきました。
ホリゾンタル性エキゾーストが奏でるいかにも空冷的なサウンド、
薄手のリアカーペット越しに伝わってくるエンジンとミッションのメカノイズ、
ブリッピングをくれてやった時のカミソリレスポンス、
動き出した瞬間から感じる車体の軽さetc...
この車に乗った感覚は、ほぼ・・・というか、まんま92RSです。
しいて言うならエアコンとパワステが付いてるから、オリジナルの92RSに比べて
若干感覚がマイルドというか現代的なのですが、それ以外はまんまRSだと言っても
過言ではないと思います。
湾岸線をかなりのハイスピードで(法定範囲内で?)ぶっ飛ばしてみましたが、
加速はもちろんノーマルのカレラ2とは比べ物にならないほどパンチがありますし、
ククッとハンドルを切った時のボディの挙動は限りなくダイレクト。
シフトダウン事のブリッピングもタイミングがバッチリ合います。
これぞ空冷ポルシェ!これぞ964!って感じです。
思えばじゅんのすけ号のエンジンが壊れてしまってから、
こーゆーバリバリレスポンスの964は乗れてなかったので、この感覚を少し忘れかけてましたが
このマリタイムブルーが964本来の底なしの楽しさを一気に思い出させてくれました。
多分ですけど、よほどのフルオリジナルオタクか水冷中毒者でもない限り、
この964に乗った人は、10人中10人が「こりゃ〜エエ!」って感じると思います。
そのくらい乗ってみて面白いし、空冷ポルシェがどんだけ楽しいかを、
余すことなくドライバーにビンビンに伝えてくる車です。
マリタイムブルーのボディカラーも鮮やかだけど、中身はもっと凄いんです。(^^)v