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右ハンドルの996に乗ってみた感想

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先日、右ハンドルの996カレラ(前期)をゲットした後に、ウチの会社まで高速道路を使いながら

自走で走ってきたのですが、その時の感想です。

空冷時代の右ハンドルモデルでは、特にペダルオフセットについて違和感があるとよく指摘されていた

ポルシェの右ハンドルですが、今回、996の右ハンドルを初めて運転したみたところ、

違和感は全く感じませんでした。
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もちろん、他の欧州車(VWやベンツやBMWやアウディ等々)の右ハンドルモデルと同様、

ウインカーレバーだけは左側にあるので、国産車から乗り換えた直後は曲がるときにお約束通り

ワイパーを動かしてしまうかも知れませんが、それはポルシェの右Hに限った話ではありませんし、

つか、むしろ、他の欧州車だと何故かボンネットオープナーのレバーだけが左側の残されてしまっているなど、

ちょっとした手抜きがあったりなんかするのですが、996の右Hはフロントフードもエンジンフードも

オープナーは全て右側にちゃんと(?)移植されているので、変なところで関心してしまいました。(笑)
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この996は走行距離がまだ4万キロのティプトロ、全てドノーマル状態なのですが

ドノーマル状態の右の996って、これがまた凄くイイ!

元々996カレラのティプトロって、パワーがあって軽くて剛性感もある上(996って、993より軽くて

ボディ剛性も飛躍的に上がってるの、ご存じでした?)に凄く快適なのですが、

これが右ハンドルになると無敵に乗りやすくて使いやすい!

今まで左ハンドルの996は数えきれないくらい何台も乗ってきてますが、

高性能で快適である事は間違いないものの、正直、都内で走り回るとパーキングの料金精算機で

一度車から降りる事を強いられたり、右折する時に対向車線でトラックやRV車が右折しようとしている時や

追い越しする時に見切りが悪かったり、左ハンドルであるがゆえの面倒臭さは拭えない部分はありましたが、

これが右ハンドルだと都内の街乗りすらも全くフツーに出来てしまいます。

まさに下駄替わりとしても使えてしまうポルシェですね。

まあ、ポルシェを下駄替わりに使うというのも、実際問題の感覚としてちょっと抵抗感を持たざるを得ませんけど、

それくらいにフツーに違和感なく何の抵抗もなしに乗れてしまえるのが右ハンドルの996だと思います。

世の中には左ハンドルにどうしても慣れる事が出来なかったり、普段使いのあらゆる場面で面倒くささを

感じてしまい、それが許せないという理由でポルシェを避けてらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、

それだったら996の右ハンドルに一度乗ってみる事をお勧めします。

乗りやすさで言えば、ハッキリ言ってフォルクスワーゲンやアウディやBMWの右ハンドルに乗るのと

何ら変わりはありません。

逆に言うと、これが乗りにくかったら、あらゆる外車には乗れません。(笑)

まー、一度乗ってみろと勧められても、あまりのタマ数の少なさに、

お目にかかる事すらも滅多にないかも知れませんけどね。(^^;

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