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車が語りかけてくるもの

ボクのW124は’95(最終)E320リミテッドというグレードです。

リミテッドというのはW124の生産終了間際に発売された豪華装備満載の限定バージョンで

E320の場合、LTDは’94年にシルバーと紺のボディカラーが2回に分けて発売され

’95年にはサファイアブラックのLTDのファイナルモデルが発売されてます。

ボクのは最終バージョンの‘95サファイアブラックLTDで、限定470台。

特別装備としてグレーのレザーシート、スライディングルーフ、ウッド&レザーコンビステアリング、

CDチェンジャーが最初から標準装備されてる仕様です。

W124でグレーの本革仕様ってあまり見かけないでしょ?
調べれてみればすぐにわかりますが、E320LTDというのは中古車市場でもタマ数が少なく、

特に’95最終のサファイアブラックのLTDは滅多に市場には出てきません。

更に最終リミテッドの上玉という話になると・・・

こんな希少車を手に入れる事が出来たボクはラッキーだったのかも知れません。
ボクのE320LTDは一見ノーマルにしか見えませんが、細かい所がモディファイされており、

前オーナーさんがこのW124を愛してた方で、シンプルに仕上げてきたというこだわりが伺えます。

たとえば、ヘッドライト。

HIDが付いてますが・・・
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ナント、ポシジョンランプまでLEDに交換されており、HIDの白っぽい発光色に合わせてあります。
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それから、定番のS600グリル。
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内装に目をやると、ロゴが浮かび上がるスカッフプレート。
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ウッドのシフトゲートとレザー&ウッドのシフトノブ。
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ウッドのリア灰皿。
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こんな所(パワーシートのスイッチ)にまでウッドが・・・
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どれもこれもノーマル然としてて見落とし勝ちですが、こういう細かい部分に気を遣って

シンプルに仕上げるのが前オーナーの好みだったようです。

本当にこのW124を愛してた方なんですね、前オーナーさんは。。

それは、このグレー革のキレイな内装の状態や
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手入れされたエンジンルームを見ればすぐにわかります。
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12年前の車がここまでキレイな状態を維持していられる為には、

よほどこまめに手入れがされていないと無理です。
中古車って、よーく見ると車を通じて色々な事が伝わってきますよね。

前オーナーさんの車に対する趣味やこだわり、時には人間性までもが車から語りかけられてくるようで面白いです。

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