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クルマとしての「味」

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何度も書いてますが、最近W211を足に使っているせいもあって、なおさら感じる事なんですけど、

S124の年代のメルセデスってつくづく味わい深いものがありますよね。

ウチのポルシェ(964)もS124とは同年代になりますが、S124にはポルシェにはない、趣味車としての魅力が詰まっています。

金庫のようなドアから発せられるドスンという重厚な音、

まるで鉄の塊にでも守られながら運転しているような絶大なる安心感、

高速走行におけるとんでもない直進安定性、

しっかりと手ごたえのある各部の操作系の感触 etc...。

これはW210以降のメルセデスでは味わえない、人の感性に訴えかけてくるクルマとしての「味」があります。

日本語がヘタなのでうまく表現できる言葉が思い浮かびませんが、

とにかく最新のテクノロジーがどうだとか、速いとか遅いとか、ましてやECOだとか・・・

そういうものを超越してます。

これはきっと124に乗ったことがある人でないと理解出来ない魅力でしょう。

124が生産終了を迎えてから約15年。

今でも敢えて124ばかりを好んで何台も乗り継ぐ124ファンが存在するというのも、

この車に一度乗ってみれば理解できます。

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