昨日は久しぶりにW124に乗ってました。
小雨が降る中、常磐道を走ってみましたが、やっぱこの直進安定性はタダものではありません。
湿った路面でもピターっとタイヤが貼り付くように進んでいきます。
この重厚で、ドライバーが安心して車に身を任せられるような乗り味こそが、
きっと当時のメルセデスが、W124の4MATICを設計する上での
最優先で取り組んだテーマなのだと思います。
ここんとこ996やM3Cなど、車の価値観を走る事そのものに求めるような車種に乗る機会が多かったんですが、
こうやって久しぶりにW124に乗ってみると、なんだかホッとします。
最後のメルセデス品質と呼ばれた世界最高の品質を感じながらゆったり運転するのも
車の贅沢な楽しみ方の一つだとあらためて感じます。