これがGT3CSの下回りです。
水冷ポルシェといえどもGT3は空冷系のクランクケースを持つドライサンプ方式なので
下からの眺めも空冷ポルシェとよく似てます。
それにしてもこのGT3の下周り、驚くほどキレイです。
水冷系って熱対策的に有利なので、空冷系と比べてオイル漏れに対して強くなったとはいえ、
この個体は近くからよ〜く見てもオイル漏れどころか滲みすら見つかりません。
空冷時代からお約束の、エンジンとミッションの継ぎ目のクランクシールからのオイル滲みも全く見当たりません。
車高が低められているのにフロント周りも擦り傷ひとつないところも美点です。
サーキット走行歴があるGT3で、これほど下周りがキレイな個体もめずらしいんではないでしょうか。
もちろんこれまできっちりメンテされてきて、しかも走行距離がまだ3万キロ台の新しい個体という事もありますが、
それにしてもウットリするほどキレイです。