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ジュリアの最終チェック

昨日の午後はシンリュウさんに行ってました。

今週、仙台に向けて発送するジュリアの最終チェックと、白ポル君の点検です。

到着したら、ちょうどokatatsuさんがGT3の引取りに来られてました。

ちょっと、、つか、かなり痩せましたね。(^^)
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まずは納車前整備と車検(予備検)が終わったジュリアちゃんの確認です。
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朽ち果ててたミッションマウント換えたので、かなり乗りやすくなりましたね。

「フツーの車」の挙動に一歩近付きました。(笑)

ただ、ガツーンとブレーキングしてみると車体が右に寄っていきます。。

実はこの症状は以前から確認出来ていたんですが、てっきり右フロントキャリパーからの

フルード漏れが原因かと思ってましたが、ブレーキを修理したのに症状が消えてません。。。

車検の時にブレーキバランスは計測してOK出てるんですけどねぇ。。
で、、ヤナイ社長と一緒に原因を探ってたんですけど、車体のフロントがブレーキングで沈み込んだ時に

ハンドルが取られる訳ではなく、車体全体が右に振られるような挙動なので、

どうやら足回りっぽいです。

もう一度リフトに上げて足回りを色々見てたら、どうやらテンションロッドのブッシュが怪しそう。。。
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まずはコレを交換してみて、それでもダメだったら各アームのブッシュの交換、

それでもダメだったらショックを交換・・・といった感じに一つ一つ試していくしかなさそうです。

この年代の車だと、よほど念入りにレストアでもやってない限り、怪しい場所がいっぱいあります。。。

特にブッシュ類はゴムがパキパキに劣化してしまっているのが散見されるのでかなり怪しい。。

いっその事、足回りをごっそりリフレッシュしてやりたくなってしまいますが、

そんな事してたらお金がいくらあっても足りないし、キリがありません。。。。
せめて真っ直ぐ停まるようになるまで一つ一つ試しながらこのまま煮詰めていきたいところなんですが、

いかんせん予備検取ってしまったので期限内に仙台で登録を済ませてしまう必要があります。

次期オーナーの七郷君とどうしたもんか電話で相談の結果、今回はこの状態のまま陸送して

あとはゆっくり時間をかけて七郷君のほうで足を煮詰めて行って頂く事になりました。

もっと時間的な余裕があればここも治してから納車したかったんですが・・・残念です!

いつもなら状態をカンペキにしないと納車しない主義なんですけど、

今回はなんだか中途半端でスッキリしません。。

このへんが超古い車を現状渡しするケースの難しいところですね。。

今回は気心知れてる七郷君なのでよかったですけど、ここまで古くてマニアックな車を現状で扱うのは

なんだかスッキリしなくてボクの性格的に難しい面もあるかもです。

A型ですから。。。(苦笑)
いずれにしても、今日陸送の手配を終わらせて、スムーズに行けば今週中に七郷君の手元にジュリアちゃんが到着します。

到着した後もいばらの道は続くと思いますけど、そんな事がどうでもよくなるくらい魅力もいっぱい詰まった車なので、

可愛がってあげてください。(^^)
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