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昨日はシンリュウさんに寄ってから足立ベースに向かって、ベリルとE46を入れ替えてきました。
今週はE46の名義変更をする予定だから手元に置いといた方が都合がいいので、
ちょっと引っ張り出して少し走りこんでみる事にしました。
まず乗ってみて気が付くのは、この車、まだ新車の時の香りが室内に漂ってます。
新車のBMW独特の、あの香りです。
ステアリングやシフトノブなどの直接手が触れる革の部分は、
ほとんどのE46はテカテカになってしまってますが、
この車は新車の時の革のシットリ感がまだ残っていて、手触りがすごく気持ちいいです。
シフトをDレンジに入れてゆっくり走り出すとトルクの太さにすぐに気が付きます。
更にググッとアクセルを踏み込んでみると、期待した通りのパワー感が伝わってきて、
車体を軽々と空いてる幹線道路の流れに乗せる事が出来ます。
決して激速というわけではないけれど、シュイーンって感じで吹け上がるので
とても気持ちのいいフィーリングです。
最近はS124の重厚な乗り味に慣れてしまっていたせいか、
こうやって久しぶりにBMWに乗ると、シルキー6の吹け上がりの良さと
軽快な乗り味がとても新鮮に感じます。
ベンツとBMWの乗り味はそれぞれに良さがあるので比較は出来ませんけど、
久しぶりにBMWに乗ると、スポーティでいいなって思います。
更にペースを上げていくと、予想以上の運動性能の高さに驚かされます。
パワーは十分あるし、車体を意のままに操れるようなこの身軽な感覚は、
これまで経験してきたE36のM3CやALPINA B3に通じるものがあります。
というか、パワーに関して言えば、この前までウチにあったALPINA B3よりもトルクが太く感じますね。
カタログスペック上は、ALPINA B3が車重が1,330kg、パワーが256馬力、トルクが32.6kgmに対し、
この330Ciは車重が1,520kg、パワーが231ps、トルクが30.6kgmと若干劣るはずなんですけど、
2台を乗り比べた感覚だと、むしろ330Ciの方がトルキーでパンチがあるように感じます。
これは同じ3Lの6発エンジンでも、それぞれのエンジン特性や味付け、ATとのマッチングの違い等によって
実際のカタログ値とは違った印象を感じるんだと思います。
330CiはMTの設定がなく、元々の性格がM3とは違っていて、
どちらかというとグランドツーリングカーとしての色合いが濃い車だとボクは勝手に理解してますが、
そういう楽しみ方をするのであれば、これ以上の車はないと思います。
決してサーキットをガンガン攻めて楽しむような性格の車ではありませんが、
日常的に普段の足として使いつつ、気軽に首都高のコーナーを楽しんだり、ワインディングを楽しんだりするには
十分なパワーと足回りを備えていますし、使い勝手やスタイルもバツグンなので、
全体的にとてもバランスよく纏まっている車です。
個人的には、こーゆーバランス感覚に優れた造らせると、BMWってやっぱピカイチだと思います。
この車にはノーマルの330Ciとしての楽しみ以外に、ブレンボや車高調、マフラーといった
アフターパーツが盛りだくさんに組み込まれているので、そのへんの感想も今度書きますネ。