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ボクスターSに乗ってました

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おとといはガンメタ964が帰ってきてから、試乗がてら首都高で足立ベースまで向かったのですが、

その帰りは先日下取りで入ってきたボクスターSで帰ってきました。

’04最終の6MTの1オーナー車、距離はまだ3.3万キロ。
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986の最終なので、バリオカムの260psエンジンにリアウインドウが熱線入りのガラスになっています。
実はこのボクスター、まだろくに乗ってみたことがなかったんですが、

この日は少しじっくりと乗ってみる事が出来ました。
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この個体は足がビルシュタインの車高調が入っていて、排気系はタコ足が入っています。

なのでドノーマルのボクスターSとは若干乗り味が異なるのかも知れませんので、

ボクが受けた印象は、もしかするとノーマル車には当てはまらない部分もあるかも知れません。

そのへんはご了承ください。m(__)m
まず、パッと乗ってみた印象ですが、正直、986ボクスターSってここまでイイ車だとは思ってませんでした。

決して廉価版のポルシェではなく、ボクスターにはボクスターの世界観がちゃんとありますね。
以前、じゃい子さんの987ボクスターS(3.4L、Tip)がやってきた時は

なんちゅう速い車やねん!って関心してしまいましたが、

今回のこの986ボクスターS(3.2L 6MT)も、最終型だけあってかなり熟成された完成度でした。

まず驚いたのが剛性感なのですが、確かにクーペボディの911系に比べると

さすがに高速域では多少のユルさを感じるものの、あくまでもそれはクーペの911と比較したらの話。

他の車種と比べると全然剛性感はあるほうだと思いますし、一般道で幌を閉じて走っていると、

この車がオープンカーである事を完全に忘れてしまうほどボディがしっかりしてます。

このへんはさすが、ポルシェが最初っからオープン専用車として造っただけの事はありますね。
コーナリングについても、さすがミッドシップだけあって非常に安定してます。

基本的のコーナリングスピードは、かなりの突っ込みをしない限り挙動を乱さないほど

非常に高い所に車の限界があるのですが、万が一、限界を超えてしまっても挙動がとても素直なので

後の処理がとても楽です。

これだけ挙動が素直だと、どうやったらどんな挙動が出るのかが読めるので、とりあえずオーバースピード気味に

ラフにコーナーに突っ込んで行って、あとはコーナリング中にアクセルコントロールしながら帳尻を合わせる

というような、ちょっと危ないスリリングな遊び方も比較的簡単に(?)出来ます。(笑)
パワー的にはこの最終型のバリオラムエンジンはカタログスペック的に260馬力あるそうですが、

そこはさすがカタログスペックはちゃんと意地でも担保してくれるポルシェ。

体感的にもちゃんと260馬力以上のパワー感がありますので、多分このままシャシダイにポンと乗せても、

260馬力+αの出力はちゃんと計測される事でしょう。

重量が1370kgに対してこのパワーは十分で、体感的にはドノーマルのMTの964と993の

ちょうど中間くらいの加速を見せてくれます。

なのでボクスターだと思って甘く見てると、ヘタな空冷ポルシェだと完全にカモられます。(笑)

ただ、エンジンレスポンスや回転の上がり方のドラマ性やサウンド的には空冷ポルシェほどの趣味性はなく、

良くも悪くも万人向けのマイルドな味付けです。

特にレスポンスについて言えば、空冷に慣れてしまっているボクなんかがヒール&トゥしながら

シフトダウンしようとすると、タイミングがイマイチ合いません。(^^;

このあたりの車との一体感という意味で言えば、空冷ポルシェに軍配が上がりますね。

つか・・・そもそも空冷ポルシェとは別の種類の車なので、比べる事自体ナンセンスかも知れません。(^^;

だって、このボクスターには911系とは違った独特の楽しさがたくさん詰まってますから。

だんだん記事が長くなってきましたので、そのへんについてはまた後日ご紹介します。
つづく
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