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後期996GT3ルックが旅立って行きました

昨日は先日嫁ぎ先が決まった後期996GT3ルックの納車でした。

新オーナーさんの埼玉のご自宅まで、埼玉陸運支局を経由し名変してから納車でした。
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この996は販売を開始してから間もなく嫁ぎ先が決まってしまったので、

頻繁には乗る機会を得る事は出来ませんでしたが、久しぶりに乗ってみると

やっぱすごくイイですね!

4千回転から6千回転あたりまでの鋭いパワー感はGT3と比べても遜色ないもので、

たとえばノーマルエンジンの964あたりを買ってきて、これと同じくらいの加速が得られるような

チューニングを施そうと考えた場合、かなりの大金と労力と時間を費やさないとムリだと思います。

昔、まだボクが空冷しかほとんど乗った事がない時分に、これと同じ後期の996カレラの委託販売を

受けた事があり、最初にその車を試乗した時のあまりの速さと快適さに「この車、反則やん!」って思ってしまったほど

強烈な衝撃を受けた事を思い出してしまいました。

車の性能的には964ならかなりイジらないといけない領域に、996なら吊るしの状態でそのままイケてしまうので、

最近の中古車市場の相場から考えた時にいかに996のコスパが優れているか、あらためて考えさせられます。
話題が逸れてしまいそうになりましたが、この996の次期オーナーさんは

埼玉から東北方面に単身赴任されていらっしゃるそうで、2週間に1度ほどご自宅に戻られる時の足にも

この996を使われるそうです。

そんな長距離を定期的にポルシェで移動出来るなんて、ホントうらやましいです。

ちなみに以前は930SCに乗られていた事もあったそうですが、

その930は海外赴任になった事をきっかけに手放されてしまって一旦はポルシェから降りる事になりましたが、

今年になって日本に帰国した事でまたポルシェに乗れるようになり、今回はより快適な高性能に進化した996を

選択されたそうです。

930SCの、良くも悪くも濃い味を経験されておられる方だからこそ、

今回の再びポルシェに戻るタイミングでご自身の使い方やライフスタイルを考えた上で

結論付けた「後期996」という選択は、ボクも間違いではないと思います。

この996を通じた繋がりをきっかけに、今後とも同じポルシェ仲間としてのお付き合いをさせて頂ければ幸いです。

この度は数ある中からガレージJのポルシェを選択頂き大変有難うございました!

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