今週末の12H耐久に向けて、986ボクスターも更に熟成度が進んでます。
このボクスターはボクスターカップも毎回走っているので、これまでもレース毎にコツコツ改善を重ねてきてるので、去年とはまるで別物のような走りをするようになってきてますが、今回の耐久に合わせて更に大きめの改善を施しました。
改善ポイントのまず1つめはMTオイルクーラーです。
986ボクスターSのミッションはもともと頑丈なので、30分程度のスプリント程度では全く値を上げることはありませんが、真夏に12時間走りきるとなると、やはりミッションへの負担は避けられません。
去年の耐久はこれがなくても12時間十分走りきってはいるのですが、ボクスターカップで蓄積されてきているこれまでのミッションへの負担も考慮するとそろそろミッションが壊れてしまうかも知れないので(苦笑)今回新たにミッションオイルクーラーを増設しました。
低い位置に付けられてるので何かに引っ掛けてしまわないか心配ですが、耐久レースでの効果は絶大だと思います。
986ボクスターのフロントの足回りは996と全く同じなのですごく良く作ってあるのですが、リアはかなり作り方に差があります。
996だとこんなのは最初っから付いてるのですが、ボクスターは付いてないのでコーナーリング中にアライメントが狂っちゃいますよね。
なのでごっついバーを付けてみたんですけど、これでまた走りがかなり違ってくると思います。(^^)
え?まだ付けてなかったの?って感じですけど、ボクスターSは996カレラと同じブレーキなのでノーマル+パッド+沸点の高いフルードだけで結構イケちゃうんです。
でもこれで更にブレーキの信頼性が増すと思いますが、だからといってドライバーさんは必要以上にブレーキに負担はかけないで下さいね。(^^;
去年はレース終盤でパッド交換してタイムロスしてるから、今年はパッド交換なしでイキましょう。(^^)
週末が楽しみですねー!