昨日あたりから夏休みに入ってる方も多いんではないでしょうか?
ガレージJの夏休みは16日からですのでまだお店はやってますが、世の中が夏休みに入ってしまうと皆さん家族サービスが忙しいせいかお越しになられるお客様も少なめなので、いつもより比較的静かな週末を迎えてます。
昨日も蒸し暑い天気でしたけど、この車はフロントガラスが霜で曇ってしまうくらいエアコンがガンガン効いてくれるので今年のような暑い夏でも運転がラクチンです。(^^)
空冷ポルシェの右ハンドル車は足元の右側のちょうどアクセルペダルの位置にタイヤハウスが張り出してるのでペダルが全体的に左側にオフセットしてます。
これは空冷ポルシェのホイールベースが元々短い事もあって、そのレイアウト上どうしてもこんなペダル配置になってしまうのですが、これを気にして右ハンドルの空冷ポルシェを気にしてるかたもいらっしゃるかも知れません。
正直、コレに初めて乗った方はかなりの確率で違和感を感じると思いますが(ボクもそうでした)、30分も乗ればだんだんこのペダル配置にも慣れてきます。
それどころかペダル配置の違和感よりも、日本の公道では右ハンドルである事の恩恵のほうがはるかに大きいので、空冷には乗りたいけどほとんどが左ハンドルという事で諦めてしまってる方には是非この右ハンドルの964を試して頂きたいと思います。
しばらく乗ってみると、「こういう選択肢もあったんだ!」ってきっと思いますから。(^^)
そして、なんで今まで空冷の右ハンドルを候補に挙げなかったんだろうって後悔すると思います。
今でこそ新車で売られているポルシェの半数以上は右ハンドルという事らしいですが、この車が新車で売られていた当時は、まだまだ「輸入車=左ハンドル」という風潮が高かった事から右ハンドルの964の輸入台数が極端に少なかったので、現存する右ハンドルの964は今となっては希少車になってしまってます。
だから欲しいと思ってもなかなか状態の良いものを見つけるのは難しくなってきてますが、もしそれが見つかったのであれば、それは右ハンドル派の方にとってみれば間違いなく「買い」だと思います。
それがこの車なんです。
昔ながらの空冷の面白さと最近のモデルで増えてきている右ハンドルの扱いやすさを併せ持つこの車はまさに「イイとこどり」のポルシェだと思います。
まだ次のオーナーは決まってませんので、是非休暇中の合間にでもご検討下さい。(^^)