先日チラ見せさせて頂いたスゲ〜やつですが、その正体は↓こんな車です。(^^)
’00年式 996カレラGTエディションの6MT。
国内20台限定車です。
限定20台というだけで十分希少車ですが、この車は更になんと走行1.7万キロ台!
まるで新車です。。
この限定車、国内限定20台とか25台とか言われてますが、ウチにやってくるのはこれで3台目。
分母が超少ない割によくウチにやってくるのは、やっぱよほど縁があるんでしょうか?
このGTエディションはカレラカップエアロキットやスポーツシャーシが与えられ、
専用のチューニングヘッドを備えた320psのポルシェ純正チューニングエンジンが載っかってます。
このエンジンは、今ちょうど全バラしてオーバーホールしているパワーアップエディションと同じエンジンですが、
このエンジン、実際に開けてみて中身を見てみるとタダ者ではない!(^^)
専用ヘッドはポート研磨されてるし、カムは専用のハイカム。
専用ヘッドはポート研磨されてるし、カムは専用のハイカム。
オイル循環システムも専用のもので、CPUも専用にチューニングされています。
それとこのエンジンのパワーカーブを見てビックリしたのは、
6,000回転までは後期GT3よりも曲線が上にあるんです。
なので、サーキットだと最後のひと伸びはGT3のほうに軍配が上がるんでしょうけど、
街乗りを含めた中低速はパワーアップエディションのほうが上なので、フツーの人がフツーに乗ったら
こっちのほうがGT3よりも速く感じる人も多いんではないかと思います。
たまたまですが、これから近いうちにこの新車のような個体のパワーアップエディションのエンジンと、
これからOHして新品状態に生まれ変わるパワーアップエディションのエンジンの2基を
同時期に乗り比べられる機会を得る事になりますが、この1.7万キロ台のほぼポルシェから出荷されたままの
素の状態のエンジンと、OHされた出来立てホヤホヤ状態のエンジンとの比較も是非してみたいと思います。(^^)