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黒い964C2のディテールと964選びについて

今日は昨日アップさせて頂いた販売車両の964C2(5MT)の詳しい画像をアップします。

 

 

まずは外装です。
上面(ボンネット、ルーフ、リアフード)のパネルですが、ココは紫外線の影響を受けやすい部分ではあるものの、この車両は塗装の状態も良く、画像からもおわかり頂けるように映り込みがクッキリしていてまるで鏡のようです。

 

クリアの状態が良くなかったり小傷が多いと、こういう映り込みにはなりません。

 

 

 

 

 

コンディションの良さもそうですが、仕様的にサンルーフなし&リアワイパーなしというのもポイント高いですよね。

この車は定番のRSルックになってますが、サンルーフなし&リアワイパーなしの車両をベースにRSルックにすると、よりRSっぽく決まります(^^)

 

 

 

 

フロント部分にも注目です。

 

走ってなんぼのポルシェですから顔面が飛び石キズでブツブツになってしまっている中古車も多いのですが、この964のお顔はツルツルしていてお肌がキレイです。(^^)

 

 

 

 

 

 

964で気になるリアガーニッシュ&テールランプもフチの方がヒビ割れで白っぽくなっていたり艶落ちなどもなくピカピカです。

 

964はココがキレイじゃないとオシリが締まって見えません。

 

 

↑センターバンパーもRSルックです。

 

 

 

 

側面も目立った小傷やエクボもなく鏡面のような状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に内装です。

 

内装も定番のRSルックですが、カーペットは軽量なRSカーペットに全面張り替えられ、リアシートは撤去されて2シーター仕様になってます(乗車定員2名に変更済)。

 

ドアパネルももちろんRSです。

 

前席2脚はレカロのRS-Gに交換されており、軽量化されています。

 

シートについてはフルバケを躊躇される方は、他のシートについてもご用意出来るものが在庫でございますのでご相談下さい(千鳥格子柄のリクライニングシートやレカロのセミバケ、964純正シート等々)。

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディオは人気のPCCMです。

 

iPhoneを繋げばこの小さいパネルにナビも表示できます。(実際、使うかどうかわかりませんが。。。(笑))

 

 

 

 

レーダーの画面はギアをバックに入れるとバックモニターに切り替わります。

 

 

 

 

シフトレバーも純正のほぼ新品に交換されています。

 

 

 

 

 

次にエンジンルームと下回りです。

 

2万キロほど前にオーバーホールされたエンジンはその後も整備が行き届いており、このエンジンルームを見ればメカに詳しくなくても一目で整備されたエンジンだとおわかり頂けると思います。

 

ちなみにインシュレーターも落ちてません。(^^)

エアコンのコンプレッサーやフューエルラインも交換されてピカピカなのもおわかり頂けるでしょうか?

 

エンジンマウントはアルミ製のソリッドなものに交換されており、エンジンをローダウンさせて重心を更に低くしています。

 

 

燃料ラインは昨年6月(1000km前)に全交換しております(エンジンルーム5カ所+フロントのタンクやポンプ周り3箇所含む)。

 

燃料ラインの全交換は費用的にも負担が大きいですし換えたからと言って走りや見た目が変わるものでもないので燃料漏れが起こるまで未交換の車両も意外と多いですが、964の燃料ラインはホースの部分も多い上にフロントの燃料タンクからリアのエンジンまでの長いルートになるので、経年劣化でパキパキになってしまっているホース部分やパイプとホースのカシメ部分からガソリンが漏れてしまうリスクが大きく、未交換車両については交換を強くお奨めしております。

今は漏れてなくても何せ新車から30年以上経っている車ですから、ホース類もパキパキに硬化してしまってるのが普通です。

 

 

 

 

 

エンジンの下回りもとてもキレイで、もちろんオイル漏れもありません。

 

 

いかがでしょう?(^^)

 

 

ここから少し話が脱線しますが、964の今の相場はコンディションの良し悪しに関係なく全ての中古車が恐ろしく高騰してしまっているのが現状ですが、だからこそ見た目の雰囲気や走行距離や値段だけにとらわれず、良い個体だけをしっかりと見極めることがますます重要です。

 

とは言ってもプロじゃないからポルシェの見立てなんか無理だと思われるかもしれませんが、一般の方でもポイントをおさえて販売店の方と会話しながら車両を見て行けば、買ってから苦労する可能性をかなり抑えることが出来ると思います。

 

たとえば、お店がポルシェを整備出来る自社工場(自社工場である事が重要)を持っているか?そのモデルのウイークポイントがわかっていてその部分にの状態がそれぞれどうなっているか説明できるかどうか?エンジン下回りにオイル漏れはないか?また漏れているのであればその箇所はどこか?(修理するのににエンジンをバラす必要がある箇所かどうか?)、修復歴の有無や修復歴がある場合、その場所はどこか?(お店が箇所を特定出来ているかどうか?その場所が走行に影響がある場所かどうか?)、修復歴がある場合、ボディアライメントデータのような走行に影響がない事を担保出来るようなものはあるか?等々・・・、注意すれば一般の方でも確認出来ることがかなり多くありますし、それを怠らなければかなり高い確率で選ぶべき車両かどうかの見極めが出来ると思います。

 

円安の影響もあって国外への流出もどんどん進んでおり、今後ますます良質な空冷ポルシェを手に入れる事が難しくなっていくと予想されます。
また実際、コンディションが良くない空冷ポルシェの中古車の率もかなり高くなってきていると感じています。

 

こういう時だからこそ、良いポルシェをしっかりと見極め、間違いのないポルシェ選びをしましょう。(^^)

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