未分類

ツボにハマったポルシェ

この前鈴鹿走った時、友達のレスモアート代表Hどんが、↓こんなんに乗って来てました。
イメージ 1

993エンジンを搭載した’75 930のナロールックです。

この車、以前ボクのニコイチエンジンを組んでくれたレスモアートが作った車で、

前にもチラリとココでご紹介したことがありますが、

’75の930ボディに’95の993エンジンが積んであって

ナント、エンジンとボディの製造された年式の差が20年もあります。

こんな事が出来てしまうのも、空冷ポルシェならではですよね!

’75の930の軽〜いボディと993用3.6Lのトルクフルなエンジンとの

イイトコ取りのポルシェです。
イメージ 2

しかも面白いのは、OH済エンジンをインジェクションごとノーマルのまま積んで、

コンピューターも993純正をそのまんま使ってあるから、信頼性がメッチャ高くて

フツーの走り方してれば、まずは壊れる心配もありません。

車重も970kgしかないので、993のノーマルエンジンといえども

3.6L 272馬力エンジンとの組み合わせはメッチャクチャ速そうです。

っつーコトで、せっかくだからこの日は試乗させてもらいました。

キーを捻るとフツーにエンジンが掛かり、アイドリングも安定しています。

まずは空ぶかししてみましたが、軽量フライホイールを更に肉抜き加工して超軽量になってるから、

すさまじいレスポンスで思わずニヤけてしまいます。

こんなんだったらキャブは必要ないかも。。
で、スルスルと走り出してみると・・・

動き出した瞬間、970kgという車重の軽さがすぐに体感できました。

「あ、軽っ!」ってすぐにわかります。
辛抱たまらず鈴鹿のパドックから飛び出して一般道へ。。
イメージ 3

2速で思いっきり踏んでみると、あまりの加速の鋭さにビックラこきました。。

ハッキリ言って一般道では危なすぎる暴力的な加速です。

感覚的にはじゅんのすけ号の1.5倍くらいの加速感があります。

その鋭さは2速→3速→4速とシフトアップしていっても、全く衰える事はありません。
更に驚いたのは、めっちゃ軽いボディなのにエンジンはトルクがあるので、

ギアを何速に入れててもちゃんと加速していきます。

一般道での通常の流れにおいては、2速であろうが3速であろうが4速であろうが、

どれで走ってもあまり関係って感じです。(^^;
10分〜15分くらいドライブさせて頂きましたけど、

こんなの乗るとめっちゃ欲しくなりますネ!

「やっぱ車は軽いのが一番!」っていう事をあらためて感じさせられます。

多分、変態空冷ポルシェ乗りがこの車を運転する機会を与えられたら、

みんな口をそろえて「コレ、欲し〜っ!」っていう風になっちゃうと思いますよ。マジで。。

それほど面白すぎる車っす!
ちなみにこの車、興味を持って頂けるスキモノの方がいれば、お譲りする事も考えてるそうです。

主な仕様は以下に記述しておきますが、いっぱいお金が掛かってるチューニングポルシェなので、

激安って訳にはいかないと思いますけど。

もし、この記事をご覧になってご興味をお持ちなられた方はコメントかメールでお知らせください。

メアド:911@24.am
【主な仕様】

<ベース車輌>
75年式930 73RSルック

<E/G関係>
95年式993日本仕様バリオ無し 
272馬力純正CPU制御 専用ハーネス製作
搭載に当たり、E/Gシェラウド、周辺カバー、E/Gマウント、オイルクーラー等は
911,930用を加工取り付け

<マフラー>
ナロータイプ電子制御用ヒートエクスチェンジャー+モンティー左出し

<クラッチ>
強化タイプ+電子制御用軽量フライホイール

<T/M>
915、クロスレシオギヤ+クワィフェLSD

<足回り>
フロント:83年式SCより移植(Aアーム、アルミメンバー・・・)+ターボタイロッドショート
強化ビルシュタインダンパー+強化トーションバー+23mmスタビ
リヤ:アルミトレーニングアームショート強化ビルシュタインダンパー+強化トーションバー+21mmスタビ

<ブレ−キ>
フロント:928S4キャリパー+特注ベルハット+R32GTR用強化ローター
リア:993キャリパー+ターボローター 23mmサーボ無しマスターシリンダー

<ボディ>
内装全張替え、フロントウインド以外ポリカガラス、ドア内レギュレータレス軽量タイプナローS風ルック、
R風テール、SPG×2、ナロータコメーター、超軽量内張りフロントFRPボンネット 
リヤナロー用アルミ、天井ブラツクで張替え・・・

イメージ 4

イメージ 5

-未分類