昨日、レスモアートに行ったら、工場の奥から何やらタダモノではないオーラを感じました。
そしたら↓こんな物体を発見!
何でこんなのがココにあんのぉ?!
一瞬、自分の目を疑いました。
雑誌で何度も紹介されてきた超有名なポルシェですからご存知の方も多いと思いますが、
これは、’73ルマンに参戦したあのマルティニポルシェ8号車を細部まで忠実に再現した車両です。
8号車ってミニチャンプスのミニカーなどでも商品化されてる、
ポルシェ乗りなら誰でも憧れる車両ですよね!
ベースは’76カレラらしいですが、完全にドンガラにした上で屋根以外をFRPでRSR化し、
下地にグランプリホワイトを塗装してから本物マルティニ同様のシルバーにペイントし、
マルティニラインやデカールは、当時の車両の写真を元にコンピュータグラフィックスによって
カッティングシートで寸分の狂いもなく再現してあるそうです。
エンジンは’73RSベースの2.8だそうで、メカポンとスライドバルブ+ツインプラグで、
当たり前のようにハイカム+ハイコンプ化されたレーシングエンジンです。
内装は↓こんな感じ♪
ダッシュボードまでもが撤去され、徹底的に軽量化されています。
リアホイールは幻の15インチの11Jアロイ!!
このリアの2本だけで一体いくらするんでしょうか???
いまこの車両はヤフオクで売りに出てますが、この価格だったら絶対買いだと思います。
だって、今の相場的に素の964RS程度かヘタするとそれより安い位ですもん。
想像ですけど、この値段だったら多分今まで掛かった費用の3分の1程度ではないでしょうか?
それに、こーゆーパーツを厳選した上に製作のために何年もの歳月と人件費を注ぎ込んで、
フツーじゃありえないほど拘りぬいて造り上げられた「作品」は、
お金をいくら払ったところで手に入れられるものではありません。
実物のそのオーラを目の前にした時は、無理矢理借金してでも手に入れたいという
衝動に駆られてしまいましたが、ボクのような返済能力のない貧乏人にお金を貸すような
お人好しもいないと思って諦めました。(笑)
お金を持ってるポルシェ好きは、絶対に一見の価値アリです。