先日、GT3を受け取った際、自宅までの帰り道を試乗しました。
ルートは第三京浜都筑ICから横浜を経由して、湾岸線の豊洲ICまでという、
湾岸線の2ヶ所のオービスさえ気をつければ、思いっきり飛ばせるルートです。
このGT3を乗るにあたって一番心配してたのは、ツインプレートのメタルクラッチ。
発進時の半クラがどれだけシビアなのか(ボクでも運転出来るのか?)が実は気になってました。
でも、実際乗ってみると、何て事はありません。
少〜しアクセルを煽りながらゆっくり繋いでやると、意外とフツーに発進出来ます。
ただ、GT3は全般的にクラッチがとても軽いので、ついついラフにクラッチを繋ぎがちになるので、
その点だけコツを覚えてしまえば、何てことはないです。
で、一旦走り始めてしまえば、そこから先はとんでもない世界が待っています。
1速2速はレブリミットの8200回転まであっという間に吹けきります。
これは本当に一瞬です。
先日ウチにあった黒いフルオリジナルのGT3も、鋭い吹け上がりや4000超えたあたりからの
鋭いパンチに圧倒されてしまいましたが、このGT3は更にその上をいってます。。
これは、ファイナル4.0と、プロモデット製のタコ足がかなり大きく影響しているようです。
足についても意外(?)なほどにしなやか。
シンリュウさんでリフトアップした時にタイヤが全くぶらんと下りて来ず、
超ショートストロークな足回りに見えたので、公道だとかなりピョンピョン跳ねるのかと予想してましたが、
意外にそんな事はありませんでした。
さすがにノーマルの足よりは乗り心地は固めですが、この程度ならギリギリまだガマンできる範囲内。
この乗り心地を維持しながらサーキットではとんでもない激速タイムを叩き出してしまうのだから、
これは大したもんだと思います。
あと、音はかなりヤバイ。
どうヤバイかって?
とんでなくシビレてしまう音なんで、無駄に空ぶかししすぎて捕まってしまいそうなんです。。(笑)
音質的には耳から脳ミソがとろけて出てきてしまいそうな、高周波のカン高いサウンド。
この音って、まるでフェラーリ・ミュージック???・・・いや、それ以上ですよ。マジで。
「クォ〜〜ン♪」っていう、官能的で鳥肌が立つようなサウンドを高らかに奏でます。
このGT3、このサウンドを常に聞けるだけでも、十分乗る価値はありますね。(^^)
と、こんな風にエンジンや足、音にシビレながら運転してたら、
あっという間に自宅の最寄のICまで着いてしまいました。
本当は、もっとこの車のポテンシャルを試すような走り方をしてみたり、
先日まであった黒いノーマルのGT3との違いを冷静に分析したりしてインプレ記事にしたかったのですが、
あまりの気持ちよさと音のエロさに頭がやられてしまって、よく覚えてません。。(爆)
ただ、車を降りてから何故だか神経が高ぶってしまい、この日はよく眠れませんでした。(^^;
今度は高潮する気持ちを意識的に抑えながら、このGT3を味わってみたいと思います。