今日は先日uchidaさんからお借りしたE36Tのインプレです。
日曜日にuchidaさんのご自宅にお邪魔して、ベリルちゃんと入替でこのE36Tをお借りしたのですが、
貸して頂いたその足で、いきなり茂木まで足を伸ばしてアイドラーズの観戦に行ってしまい、
オドメーターの距離を伸ばしてしまいました。(^^;
貴重な車なのに、スイマセン。m(__)m
3.6Lが載っかっているS124はボクも初めての経験なので、
これまで乗ったことのある3.2L系のS124とどれほど違うものなのか、
以前から乗れる日を楽しみにしてました。(^^)
まずは乗ってすぐに気が付いたのは、アクセルの踏み方に対する反応の良さです。
ベリルちゃんを含めて、今まで乗ってきた124は結構アクセルペダルが重かったです。
これは124の特徴でもあり、慣れてしまえば何て事はないんですが、何せフツーっぽくないクセがあって
慣れるまでは車庫入れや低速時の微妙なアクセルワークがしづらいです。
でも、このE36Tはそんなクセはなく、アクセルペダルに全く違和感もなくとても乗りやすいです。
しかも3.6Lエンジンのレスポンスがイイので、踏んだら踏んだだけ車がグイグイ加速していきます。
特にこの個体の場合、C36用の1速発進のATが換装されているので、特に出足は鋭いです。
過去にE500も運転した事がありますが、出足はこっちの方が鋭くて速い感じです。
それと、もっと気持ちいいのは中間加速。
たとえば高速で追い越しをかける時の加速感は、グイグイ車体を引っ張っていく感じで
E320系の3.2Lとは明らかに違います。
何度もブログで書いてますが、元々124系の高速での直進安定性とボディの剛性感は素晴らしいので、
スピードが乗っていても全然恐怖感がありません。
素の3.2Lだとエンジンパワーに対してシャーシ性能やボディ剛性が上回っていますが、
E36Tは、足や骨格に見合ったエンジンパワーを持っているので、
バランス的にはE36Tのほうがいい印象を受けました。
ただ、敢えて欲を言えば、3.2L系に対してブレーキは強化されていますが、
それが更に強力だと、もっと超高速域でも安心して飛ばせると思います。
車重が1.7トン前後もあるので、パワーがあるだけに追い越し車線である領域までスピードが乗ってくると
「前のあのトラックがフラフラと追い越し車線に出てきてしまったらどうしよう」とか、
精神的にどうしても不測の事態の時のブレーキングの事を考えてしまいます。
ポルシェのように車重に対して明らかにオーバースペックともいえるブレーキシステムが奢られてると、
精神的にも更に安心感が増すと思います。
こんな事書いてしまうと「ブレーキは弱いの?」とか勘違いされるかも知れませんが、
決してそうではなく、普通以上にはちゃんと効くし、通常のスピード域(?)では全く不安もないので
これはゼータクな話かも知れません・・・きっと。。(^^;
まーそれはともかく、高速域での安定感はこの上なく、まるでレールの上を走っているようなので、
超ハイスピードでドライバーを疲れさせずに目的地まで移動させてくれます。
この車の得意科目はやはり高速ツーリングだと思います。
高速を降りてツインリングモテギまでの下道で、ワインディングっぽい場所も走りました。
これが予想に反して結構速く走れます。
もちろん重量級のホイールベースの長いツーリングワゴンなので、
コーナーをヒラヒラとかわして行くような走りな訳がありませんが(出来たら気持ち悪い)、
それでもロール感はあまりなく、重量を感じつつも、ある程度のスピードでは曲がっていけます。
この車の場合パワーがあるので、コーナー手前できっちりスピードを落とし、
コーナー出口から踏んでやればモリモリ加速していくので、そんな乗り方をしたほうが
山道は速く走れました。
まーもっとも、ベンツのワゴンにワインディングでの速さを求めるほうが変ですが。(^^;
まーもっとも、ベンツのワゴンにワインディングでの速さを求めるほうが変ですが。(^^;
それでも坂道をグイグイと力任せに上っていくトルクがあるので、上りの山道は結構面白いかもです。
全体的に通しての感想ですが、このE36T、もしイイ出物があったらマジで欲しいかもです。
パワーがあって、荷物がたくさん積めて、ボディもそんなにデカくないから取り回しだって楽チンです。
AMG付きの角張ったボディもボク好みだし、こんなの足に出来たら最高かも。
でもあまりにもタマが少なすぎるし、仮に納得出来るコンディションの個体がヒョッコリ出てきたとしても
そんなの高くてきっとボクには買えないような気がします。(^^;