実は今週の月曜日、仕事で地元に出張してました。
東京からはいつも飛行機で向かいますが、今回は空港からの足がなかったので
フィットのレンタカーを借りました。
この手の車は久しぶりに運転しましたけど、単なる移動する為の手段として使うのなら
この手の車は久しぶりに運転しましたけど、単なる移動する為の手段として使うのなら
申し分ない出来だと思います。
取りまわしは楽だし、燃費はいいし、故障するような気配も全くなく運転してても安心です。
ただ、めっちゃ味気ない。。
ボディがフニャフニャだから足は全くストロークしてないし、
CVTはなんだかずっと半クラで走ってるみたいだし、室内もそこらじゅうからコトコト音がします。
まぁ、一言で言うと安っぽい。
運転してても全くドラマ性がないし、なんだか家電製品を運転してるみたいです。
これだったら、いま足車として使っていて、しかもタダのような金額で手に入るE36のほうが
車の造りとしては100倍上です。
でも、ま、フィットに車としての造りを問うのも酷だと思いますし、
E36の方は腐っても一応「BMW」ですから、当たり前といえば当たり前かも知れませんが。。
でも、フィットって新車で買うと意外と高くて、一番安いグレードでも120万円台〜。
上級(?)グレードになると160万円以上もします。
この値段は新車の車体価格なので、実際買う時は値引きもあるんでしょうけど、
フツーにディーラーで買うと訳のわかんない「諸経費」がくっついてきますから、
多分乗り出し価格もこんなもんでしょう。(?)
こんなお金を払うんだったら、中古でかなりバリモンの超面白い輸入車が買えます。
これまでGARAGE−Jにやってきた車種ですと、たとえばベンツだとR129のSLや
BMWだとE36のM3やE46の330CiのMスポあたりのバリモンが射程範囲に入ります。
それからクラシックMINIなんかも超バリモンがこの価格帯ですね。
いずれもコミコミの乗り出し価格で、だいたいこの範囲に収まっていると思います。
これらの車種は、それぞれに味わいがあって乗るたびに感動を覚え、
手元にあるというだけでワクワクするような車ばかりでした。
上記以外でも、例えばボクが以前からずっと欲しいと思っているプジョー106や
W202のC36あたりだと、これ以上ないというほどの超バリモンを買っても、
多分、十分おつりが来るから後々のメンテ代も少し除けておけるんではないかと思います。
もちろんこれらの車は趣味性が高い上、ある程度の年数は経っている車なので、
維持費についてはさすがに新車のフィットと同等という訳にはいきませんし、
乗りっぱなしという訳にもいかず、オイルや消耗品の交換といった最低限のメンテには
ある程度気を使ってやる必要は出てきます。
それでも「バリモン」を買っといて、最低限のメンテにさえ気を使ってやれば、
買った後でビックリするようなコストが掛かってしまうという事もほとんどありません。
それどころか、これらの車を所有しているというだけでも満足感を味わえますし、
それに加えて同じ車を趣味とする人達とのつながりが生まれる事によって、
今までだと到底経験出来ないような人間関係が生まれ、
日々の生活に張り合いが出たり、仕事に対するモチベーションも不思議と向上していきます。
ボクがこれらの車種をお譲りさせて頂いた方の中には、ブログを立ち上げられたり、
同じ車種の集まりに参加するようになった方も多く、特にそんな方達は車を買ってから
それまでには考えられなかった新しい世界が広がっていると思います。
先日の日経でも新車の販売台数が3.3%増になったという記事が出てましたが、
これらのうち売れてる車のほとんどが軽自動車を含めたエコカーでしょうし、
ましてや4/2からエコカー補助金が始まったので、時代の流れは完全にエコカー主体になってる中、
こんな話をしてても、一般人の方からすると「変態話」以外の何者でもないと思います。(笑)
大抵のお父さんは奥さんやご家族の意見も十分取り入れながら車の購入に踏み切らないといけないという
諸事情も抱えていらっしゃると思いますけど、少なくとも若い頃から車が好きで、
出来れば車に趣味性を求めたいと思ってらっしゃる方には、味気ない最近のエコカーの
新車を買うお金があったら、意外ともっと楽しめる車を買う事も出来ますよという事を、
このブログから少しでもお伝え出来れば幸いだと思います。
あ、それから内容的にもしかするとフィットをこよなく愛する方にとってみれば
不快に思うような表現があったかもしれませんが、変態が言ってる戯言ですので気にしないで下さいね。(^^