ん〜、イイですね、このグラマラスな4Sのおケツ。
明日、次期オーナーさんがこの車を取りに来られるので、このふくよかなオシリももう見納めです。
993になってから、リアがマルチリンクになった関係で
964までのモデル(カレラ系)に比べると、993はただでさえオシリがプリンプリンしてるんですけど、
4Sのオシリはターボと同じワイドボディになっているので、めっちゃグラマーです。
実はこの車の次期オーナーさんは今回がはじめてのポルシェになるのですが、
ポルシェの購入の予備知識や、歴代の水冷空冷たくさんある中のどのモデルにするかを決めるにあたり、
かなり前からご連絡を頂いて、電話やメールでお打合せを重ね、やっと辿り着いたのがこの993C4Sです。
カレラ系の手軽さとド迫力なターボボディを持ち合わせており、
しかも4WDだから雨の日でもRRポルシェほど気を使わなくても良い点も美点の一つです。
更に空冷最終のヴァリオラムエンジンはパワフルで、レスポンスもこれぞポルシェと唸らされる切れ味です。
ターボのカッコよさと、NAの経済性やレスポンス、カレラ4の乗りやすさ、最後の空冷というプレミア性等々、
歴代数あるモデルのいい所をかき集めてある意味いいとこ取りしたようなモデルがこの993カレラ4Sだと思います。
ただ難点はタマ数が少ないところ(特にバリモンは)。
だから次期オーナーさんとターゲットを4Sに決めた時には、「かなり時間がかかりますよ」と覚悟して頂いてたのですが、
今回は信じられないほどのタイミングでこの個体にめぐり逢えたというのも不思議な縁を感じますし、
次期オーナーさんのポルシェに乗りたいという強い想いが、この車を引き寄せたのだと思います。
それと今回とても有難かったのは、一度も会ったことがないボクにポルシェ探しの全てを一任して頂き、
ご本人が現車を見ずとも「じゅんのすけさんがいいと思うならその車に決めます」と決断して頂けた事でした。
ここまで信頼して頂いたからにはボクも決して期待を裏切る事は出来ませんし、気合いもかなり入ってました。(^^)
そしていよいよ明日がお引渡しです。
次期オーナーさんのご希望通りのバリモンの4Sの個体をベースに、こちらで気が付いた点については
全てメンテを行い、更に次期オーナーさんと相談の上、クラッチや足回りなどの後で大掛かりな整備が
必要になってくる箇所については、まだもう少し使えるような状態であっても予防交換してしまい、
ほぼ完璧な状態にしておく事で、当面は余計な心配をせずに気持ちよく乗れるような状態になりました。
あとは次期オーナーさんに思いっきりこのポルシェを楽しんで頂くだけです。
次期オーナーのTさん、明日の4Sとのご対面、楽しみにしていて下さい。
羽田でお会いしましょう。(^^)
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