先日からご紹介しているミッドナイトブルーの９６４ですが、
内外装がピカピカでエンジンもＯＨなのでオイル漏れが全くない事は既にご紹介させて頂きました。
これだけでも条件的には十分バリモンの部類に入るのですが、ボクがこの車に感じる魅力はこれだけではありません。
更に細部を見れば見るほど、大切にされてきた車両である事が随所から滲み出ています。
たとえば↓こういう部分のゴム類。
周囲に９６４があったら同じ場所を確認してみて欲しいのですが、
大体の９６４は外装のこーゆー部分のゴムが縮んでしまったりボロボロになってしまってます。
ところがこの車はほぼ新品状態に交換されていて、前オーナーがこういう細かい部分まで神経を使いながら
この車の健康管理を行ってきたのだと推察されます。
内装で言うと、たとえば↓こんな部分。
純正のステアリングの革の状態は、新車時のしっとりした感じがまだ残っています。
純正のステアリングの革の状態は、新車時のしっとりした感じがまだ残っています。
通常は９６４に限らず数年もすれば革がテカテカになってしまいますよね。
メーター類についても、レンズはキレイだし警告灯の部分の剥がれもなくとてもキレイな状態です。
９６４の場合、特に右側２つのメーターのレンズが曇ってしまっていて、
警告灯の部分が剥がれてしまっているのをよく見かけますが、この車はめちゃめちゃメーターがキレイです。
内外装がこれだけキレイで、しかもエンジンＯＨしてあるんだから、
まず間違いなくしっかりメンテされてきている車両なのですが、こんな細かい所まで神経が行き届いてるのは
とてもめずらしい事だと思います。
こういう個体を手に入れる方は、まず間違いなくお得な買い物をした事になるとは思いますが、
それと同時に、ここまでのレベルの個体を愛車にしたともなると、
こんどは状態を維持し続ける事へのプレッシャーを感じざるを得ないのかも知れません。（笑）
でもせっかくのバリモンなので、今後もこの車の事を大切にして下さる方の所へ
嫁がせる事が出来れば嬉しいです。