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新兵器のインプレ(330mmブレーキローター)

新兵器のインプレ、2回目はHORIZONTAL D6さんオリジナルの

330mmフロントブレーキローターKITです。
このローターKITはカレラ2純正ローターの直径が299mmなのに対し、330mmに拡大できます。

964の場合、ターボやRS、カップカーでもフロントローターの直径が322mmなので、

330mmという直径という事だけでも、このローターの制動力や対フェード性がどれほど強力なものなのか

容易に想像が付くと思います。

ポルシェ(ドイツ車)の場合、ブレーキに対する考え方としてパッドと同様にローターもすり減らしながら

ブレーキの制動力を得ようとする設計なので、ローターは消耗品という割り切りのもと、

材質的には比較的柔らかいものを使用しています(このほうが効きます)。

このローターの材質も、ポルシェ純正品と同一の材質なので制動力の面では安心です。
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ノーマルのカレラ2(RSやカップ等含めて)にこのような大径のローターを取付けするときは、

キャリパーの取付け位置をローターに合わせて外側へ移動させるブラケットも必要になりますが、

このKITにはそのブラケットも含まれています。

しかも、このブラケットは強度を意識して、通常使われるのジュラルミンではなくて

『S55C』と呼ばれる炭素鋼を使用しています。

このあたりが製作したHORIZONTAL D6 仲谷代表のメカニックとしてのこだわりですね。

性格が出てます。(笑)
イメージ 2

このブラケットを使ってローターを取付けすると、↓このようになります。
イメージ 3
で、セントラルで使ってみた印象ですが・・・
めっちゃ効きます!
ボクの場合、RSキャリパーとツインマスター、パッドはDS3000と組み合わせての使用ですが、

予選(8週)と決勝(10週)通じてブレーキの効きやタッチに変化は見られませんでした。

最後まで安心して「ガツーン!」と踏めます。

エアの混入も皆無でした。
ちなみにHORIZONTAL D6の仲谷号(ルビーストーンのカレラ2のデモカー)にも

944ターボ用のキャリパーにノーマルマスターシリンダーという組み合わせで、

セントラルと岡山国際でテストしてますが、同様な結果が得られています。
イメージ 4
通常、964でブレーキローターを大径のものに変更する場合、

よく使う手としてRSやターボ用の322mmのドリルドローターに交換するか、

社外品の2ピースのスリットローターKITに交換するケースが多いですが、

純正のRSやターボのドリルドローターだとすぐにクラックが入ってしまいますし、

社外品だと価格的にめっちゃ高くなってしまいます。(322mmの2ピースもので10〜15万前後?)
でも、このローターの価格は部品代(ローターとブラケットのSET)で¥○○○○○!
(価格はボクかD6さんまでお問い合わせを!(^^))

322mmの純正RS(ターボ)用のドリルドローターでも、安くて5〜6万前後はしますから

このローターは330mmでしかもブラケット付きのスリットローターである事を考えると、

めっちゃお買い得だと思います。
ポルシェのローターは消耗品です。

そろそろ交換の時期に来ているかたは、このローターも一度候補に挙げてみられてはいかがでしょうか?

ノーマルキャリパー用のブラケットも開発中らしいですよ!
気になるかたはココにコメント頂ければ仲谷君にボクから紹介する事も出来ますし、

もちろん直接HORIZONTAL D6さんに問い合わせして頂ければ親切に対応してくれます。
オーダーは受注生産となり、取付けも現車合わせで行うので、前もって予約が必要だそうです。

次回はファイナル4.0のインプレです。(^^)

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