この日乗ったのは夜だったので、ライトONにするとBMW独特の赤く光るインパネが目に飛び込んできます。
いいですね♪コレ。
こういうスポーティーな雰囲気を醸し出してドライバーをその気にさせるところが
BMWの車造りの上手いところですよね。
早速近所の一般道へ。
ウチのビーエムは20インチのタイヤにローダウンされてて乗り心地は半分諦めてましたけど
思いのほかフツーに乗れました。
1.9Lモデルなので驚くほどの加速はしませんが、乗った感じは軽快そのもの。
この日の日中はセルシオに乗ってたからなおさらそう思えるのかも知れませんが、
街中をキビキビとホントに気持ちよく走ってくれます。
コーナーでも鼻先がスーッと入っていく感じで、モッサリ感は一切ナシ。
これはエンジンが軽量な4気筒モデルだから特にそう感じるんでしょうか。。
常に車を操ってる感があって、運転してるのがめっちゃ楽しいです。
これだけ楽しいとこの車がワゴンである事を忘れてしまいますね。
先日たまたまE46の318Iクーペに乗る機会がありましたが、
それと比べても走りに全く遜色ありません。
コンパクトなFR車の、アクセルでコーナリングする感覚のあのワクワクするような走りを
堪能出来ます。
それと感心したのはステップトロニックの頭のよさ。
Dレンジでも、その時の運転の仕方を車が勝手に判断して、
「このくらいは回したい」って回転数までは勝手にギアチェンジするのを待ってくれるし、
下り坂では適度にエンブレが効くように、下のギアに変速してくれます。
シフトをマニュアルモードに放り込み、「+」と「−」を積極的に使うと
走りはスポーティーそのもの。
変速のタイムラグが超短いのも、驚かされます。
これだったらマニュアルと遜色ない走りを楽しめますし、
フツーの人ならマニュアルよりも速く走れてしまうと思います。
ボディサイズもこれくらいが丁度いいですね。
取り回しはラクチンだし、カーゴルームも広いから使い勝手も申し分なし。
4人家族だったら十分キャンプに行けるような容量は確保されてます。
これだけ走りが楽しめて、荷物もたくさん積めるし、しかもワゴンなのにカッコイイ!
これだったらお父さんだけではなくて、家族みんなで楽しめますよね。
「家族みんなで楽しめるビーエム」っていう言い回しをすれば、
買う時も家族からの反対をうまく切り抜けられるかも知れません。(笑)
しっかしこのE46ツーリング、これだけの使い勝手を確保してるにも関わらず、
運転する楽しさやスタイルはこれっぽっちも犠牲になっていません。
BMWの車造りの上手さやセンスを思い知らされるような車でした。