昨日は青ポル君の引渡しの為、スペシャルさんへじゅんのすけ号で向かいましたが、
9月のレースの準備もあるので、じゅんのすけ号はそのまま預けてきました。
で、帰りの足がなくなってしまったので、GSRくんのエリーゼで送ってもらう事になったんですが、
GSR君の好意で家までの帰り道を運転させてもらいました。
そんときのインプレです。
結論から言いますと、めっちゃイイですね。この車。
運転席に座ると目線はまんまフォーミュラカー。
目線の低さはボクのシャコタンポルシェの比ではありません。
で、シフトをローに入れると少しだけのストロークで「コツン」と入ります。
半クラ繋いでスタートすると、拍子抜けするほどフツーに動き出します。
走り出すと同時に880kgしかない車重の軽さがすぐに体感出来ますね。
ステアリングをククッと少し切ってみると車体がクイックに反応するこの身軽さは、
ボクの経験からすると車重が1トン未満の車じゃないとムリです。
アクセルを全開にしてみると、トヨタ製の2ZZ−GEの190psエンジンは
回転数の上がり方にドラマ性こそありませんが、それでもこの車はコンピューターチューンを施してあるせいか
5500rpmでカムが切り替わって、そのポイントから音質がガラリと変わったりするので
それはそれで今風な雰囲気もあって結構面白いです。
パワー感もたった190psといえども、この車重には十分すぎるほどあります。
エリーゼを運転してて一番面白かったのはやっぱコーナリング。
一般道だし借り物でもあるのであまり無理は出来ませんでしたが、
それでもハンドルをちょっと切っただけでスーッと鼻先が自然に入っていき、
アクセルワークでコーナーをクリアしていく感覚は、まるでフォーミュラカーのようです。
以前、ザウルスを運転させてもらった時の感覚と、コーナーはすごく似てますね!
クセになりそう。。。
これはさすがにボクのポルシェではマネできない芸当です。
エリーゼのファンが多いのは、きっとこのコーナリングした時の感覚が
麻薬のような中毒性があるからなんだと思います。
このエリーゼの運転した感覚を一言でわかりやすく例えるなら、ゲーセンにある車のゲーム機の実車版。
シフトの入り方もハンドルの切れ方もコーナーの曲がり方も、まさにゲーム機のようです。
それだけ運転しやすいけども、でも運転してて楽しい!
こんなんでサーキットなんて走ろうもんなら中毒患者の一丁上がりです。(笑)
今まではポルシェやミニ以外に運転する事そのものが楽しいと思える車にはあまり出会いませんでしたが、
このエリーゼは純粋に運転が楽しいと思える数少ない車でした。
うう〜っ、ちと欲しくなったかも。。