今日は、先日、宇都宮のN先生からお借りしてきた964についてご紹介します。
先日の記事にも書きましたが、Nさんは最近膝の調子が悪く、クラッチが思うように踏めない状態なので
メンテに出そうにもポルシェに乗れない状態です。
という訳で、ボクが代わりにシンリュウさんに預けに行く事になり、東京に乗ってきました。
’90年式のカレラ2の5速のサンルーフ無しなんですが、この仕様のノーマル車は今となっては希少です。
しかも、エンジンは去年シンリュウさんでフルOHでピッカピカ。
964乗りの方には意味がわかると思いますが、エンジン降ろしているので、
エンジンルームの遮音材もピッタリくっついてます。
ちなみに去年はシンリュウで↓こんな感じに全バラしてました。
クラッチについても去年OH済で、ビルシュタインのショックも新品交換済なので、
これ以上ないっつーくらいにメンテの行き届いたバリモン車です。
先週末は宇都宮から東京まで、これに乗って東北自動車道で帰ってきましたが、
エンジンはウルトラスムーズで、さすがOH仕立てのエンジンは全域に渡ってトルクが太〜く感じます。
なんというか、ピストンとシリンダーが密着していて、いかにも圧縮が掛かってま〜すっていう感じです。
足についてもほぼ新品のビルシュタインが入っているので、ものすご〜く足が動いてる感じで、
964が新車の時って、こんな感じだったんだろうなっていう風に思わされます。
今回、久しぶりにノーマルの964に乗りましたけど、こーゆーバリモンに乗ると、
やっぱノーマルのポルシェって、つくづくイイな〜って思います。
イジリ倒した変態964に乗ってるボクが言うのも何ですけど、
空冷ポルシェって、オリジナルの状態に近ければ近いほど、ポルシェ色が強いから
この当時、ポルシェがどんな車を造りたかったのか、車からヒシヒシと伝わっています。
ポルシェ本来の乗り味を味わうなら、やっぱノーマルですね。