連日996カップの記事が続きます。(^^)
このカップを初めて見た時、なんちゅーキレイなカップやねん!って思いました。
今回はこのカップがいかにキレイか、そのあたりをご紹介したいと思います。
まずは外装。
ドアロックも出来ないレーシングカーだから、その性質上、もちろんガレージ保管されてる車ですが
その塗装の状態は↓こんな感じです。
コレ、まぢでサーキット走ってんの?って思えるくらいキレイな外装です。
さすがにフロントバンパーには近くでよ〜く見ると目立たない程度の飛び石キズはありますが、
それ以外は塗装もツヤツヤしていてとてもキレイな状態です。
それもそのはず、現オーナー氏はポルシェを4台も持っていて、
どの車両も常に車がカンペキな状態になっていないと気が済まないという極めつけの変態さんなので(笑)、
エンジン等の機関のOHをはじめとしたメンテはもちろんの事、外装もちゃんとお化粧直しされてます。
それはたとえば↓こーゆー部分を見ても判ります。
小キズや紫外線で白っぽくなりがちなアクリルウィンドウも、ちゃんと新品交換されてます。
透明度が違いますよね。
特にサイドの引き戸の部分(一番最後の画像)は、どんなに気をつけて開け閉めしていても
どうしてもキズが付いてしまうような部分なんですが、
このカップはその部分すらキレイに透明度を保ってます。
新品交換したから当たり前といえば当たり前ですけど、一言で新品交換と言っても
全てポルシェ純正パーツで交換しているので、アホみたいにコストが掛かりますし、
フツーはここまでやりません。(笑)
カップカーの場合、サーキットをガンガン走る関係上、いちいちキレイにしててもキリがないので
外装は結構放ったらかしにされてる車両が多いんですけど、こんなにキレイにされてる個体は
マジでめずらしいと思います。
それも外見上の見た目の話だけではなく、エンジンをはじめとした機関の部分についても
カンペキな状態を維持しているのは本当に凄い事だと思います。
多分ですが、現オーナー氏がこのカップを手に入れてからの6年の間に注入しているコストを合計すると、
中古のGT3をもう1台買っても楽勝でおつりが来るような金額になると思います。
サーキットをガンガン走るカップカーだからこそ、この車のように今までどういう風に扱われてきたか
素性がハッキリ判る個体というのは、今後の維持費を読みやすい上、買ってからも安心感が全く違うと思います。