この前の日曜日、アイドラーズを見に行ったときに久しぶりにYさんの930を見ました。
RSRボディはサンバースト製です。
ちなみにリアバンパーがありませんが、ぶつけて飛んでいった訳ではありません。
ましてや修理代をケチっている訳でもありません。(笑)
これも軽量化です!
ちなみにリアから見ると、↓こんなチタンのタコ足とマフラーがあらわになってます。
ほんとタコみたいなタコ足です。(笑)
ほんとタコみたいなタコ足です。(笑)
先日も記事でもチラリと書きましたが、Yさんは3年前にエンジンをぶっ壊してしまってから
しばらくポルシェのレースはお休みされてましたが(他に持ってる86で耐久はやってたそうですが)、
ようやく満を持して復活を果たされました。
この間、3.8LエンジンのフルOHはもちろんの事、
軽量化やその他諸々の随所に渡る工夫や改良を重ねてきていて、
以前にも増して戦闘力のあるマシンに仕上げて来られました。
その工夫や改良の中には、まさに目から鱗と思えるようなものもありました。
↓これがこの930の室内です。
ホント、見るからに軽そう♪
ホント、見るからに軽そう♪
ちなみにドアは当たり前のようにFRP+アクリルですが、
この車はナント、フロントウインドウまでアクリルです。\(◎o◎)/!
これだけでもオドロキですが、まだまだ色々な工夫が隠されてます。
まずボクが個人的に一番「へぇ〜」っと思ったのが、↓この自作のダッシュボード。
表面がアルミで中身がアクリルっぽい素材の何層かの構造になっていて、
この素材がとても軽量でしかも加工しやすいそうです。
Yさんご自身で日曜大工みたいに切ったり曲げたりして作ったそうですが、
この武骨感がいかにもレーシングしていてカッコイイですよね。
しかもノーマルのダッシュって、紫外線で結構痛んでしまってる車が多いし、それに結構重い!
素材とやり方さえ覚えれば誰にでも作れるそうなので、ボクもマネしてみようかな。
(手先が不器用なのでムリです。。)
(手先が不器用なのでムリです。。)
あとは↓コレ。
ブロアの噴出し口に蛇腹の筒を付けてドライバーに風を当てるようなパーツは結構ありますが、
ブロアの噴出し口に蛇腹の筒を付けてドライバーに風を当てるようなパーツは結構ありますが、
Yさんのはナント、中に電動のファンが付いてて強制的に送風します。
ファンのスイッチを入れてみると、コイツの風量がかなり強烈!
フツーの時にファンを回して風を顔に当てると、息がしづらくなるほど強力です。
レース中はヘルメットを被るのでなんともないそうですが、特に夏場のレース中ではコレがかなり効くそうです。
これ以外にも軽量化や空力やギア比等々・・・ちょっと聞いただけでも改良点は数知れません。
あんまりココで書いてしまうと、せっかくの秘密兵器をバラしてしまう事になりかねないので、
勝手に書くのはこんくらいに留めておきます。(笑)
それにしても、この車が復活するまで3年。。
じゅんのすけ号がぶっ壊れてからもう1年経ちましたが、さすがに3年ガマンするのはムリです。(^^;
ボクの場合はここまで凝った事は出来ないので、エンジンが出来上がったらとっとと復活したいです。