今回、中川オートで製作してもらったツインマスターの報告です。
↓これが出来上がったツインマスターのユニットです。
アルミ削りだしの一品モノで、強度を考えながら材質を厳選した上に
軽量化のため随所に肉抜きが施してあります。
ここらへんはどんなパーツを作るにしても、社長、めちゃめちゃ拘ります。
964のブレーキマスターシリンダーの位置は、車体の裏側のトランクのほぼ真下にあって
普段はアンダーカバーで覆われてるので見ることは出来ません。
↓これがノーマルのマスターシリンダーです。
で、↓これが今回製作してもらったツインマスターを付けたところ。
アルミ削り出しで、なかなか見た目もカッコイイパーツなんですが、
取り付けたあと、アンダーカバーを付けたら勿論見えなくなってしまいました。(- -;
ノーマルと見分けが付くのは、運転席に赤い前後バランサーのダイヤルが付いてる事くらいです。
どーせなら930みたいにトランク空けたらバーンと、これ見よがしに見えるといいんですけどね。。
今回は、ツインマスターを装着するにあたり、マスターバックやABSは取っ払ってしまいました。
ABSのユニットって結構重いし、それに今までサーキットではABSの必要性なんて
感じた事ありませんからね。
それと、今回ツインマスター付けるついでに、こんなのも付けました。
あ、写真間違えてました。(爆)
ホントは↓コレです。(^^)
リアのパッドもかなり減ってたし、前後でパッドの銘柄も違ってたので
この際、思い切って前後とも新品のDS3000を奢りました。
で、ブレーキを実際に使ってみた印象ですが・・・
ブレーキペダル、、重っ!!(-"-;
岩のように硬くなりました。
街乗りでも力いっぱい踏まないと、止まりましぇん。。。
正直言って、街乗りには全く不向きですね。
ま、既に街乗り捨ててますからいいですが。。
で、鈴鹿を走ってみた印象ですが・・・
サーキットだとコッチの方が使いやすいかも♪
コーナーにブレーキ残して突っ込んでいく時のペダルコントロールがやりやすくなりました。
踏んだ感じがめちゃめちゃダイレクトだから、路面とタイヤの設置状況が
爪先にそのまんま伝わってくるような感覚です。
ただ、まだこの硬いペダルに慣れてないので、コーナーによっては速く踏みすぎてしまったり、
ブレーキングが遅くなってしまったりして怖い思いもしましたが、
これは馴れの問題でしょう。
以前、すぐにフカフカになってしまってたブレーキのタッチも、
最後まで変わることはありませんでした。
やっぱ、今までのダメダメブレーキの諸悪の根源は、マスターシリンダーだったのかも知れません。
ただ、この前の鈴鹿はウェットだったので、ドライのようにブレーキの性能を使いきってる訳ではありません。
あと、前後バランサーも、まだ運転中にダイヤルをクルクルする余裕が無くて試してみてません。
ドライのレースだったら果たして何週持つのか・・・
早くドライでダイヤルくるくるしながら試してみたいです。